当社の中央監視装置は、低価格で高機能なオープンシステムを採用しています。従来のクローズドシステムでは、制御を統合するためにすべての機器・設備を同一メーカーのもので統一する必要があり、その為 「費用が高い」・・・「必要な機能が選択できない」・・・といったデメリットがありました。一方、オープンシステムでは、メーカーを統一する必要がなく、必要な機能を選択して構築することが可能です。
クローズドシステムに比べ、低コストで中央監視装置をご提供できます。また、お客様のニーズに合わせたカスタマイズが自由自在です。
BAの標準プロトコルであるBAC-netにも対応しているのでオープンなシステム構成が可能となります。
基本機能 | ||
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発停操作機能 | カレンダー機能 | 状態履歴表示、検索機能 |
状態監視機能 | デマンド監視機能 | 停電制御機能 |
警報監視機能 | 帳票作成機能 | 復電制御機能 |
状態不一致監視機能 | トレンドグラフ機能 | 火災制御 |
計測・計量値表示 | 運転時間・発停回数積算表示 | 遠隔監視機能 |
ポイント無効設定機器 | 連続運転時間表示 | 警報メール自動送信機能 |
アラームサマリ機能 | 警報履歴表示 | 画面取込機能(画面コンバート) |
スケジュール機能 | 警報検索機能 | EMS機能 |
最新スペックの汎用パソコンを使用し、
低価格で多機能なオープン化システムを実現しました。
デマンド監視機能・トレンドグラフ機能・遠隔監視機能・EMS機能など多くのソフトウェアーを搭載しています。
管理点数は500点~10000点を用意しました。
タッチモニタとPCの組み合わせで構成されています。
壁掛けタイプなため、取付場所、スペースなどの悩みを解消します。
また、既存製品のリニュアールに最適です。
管理点数は500点~3000点を用意しました。
概要
タッチパネル搭載PLCを使用した空調機コントローラです。
空調機の冷温水弁制御・加湿弁制御、ダクト静圧によるインバーター制御が1台で可能になります。
また、リモコンスイッチを接続する事により室内側からの温度設定や運転/停止操作が可能になります。
簡易トレンドグラフ表示やUSBメモリを接続する事により、温度、湿度、冷温水弁開度データをロギングできるので、制御状態の把握が容易です。
パラメータ―設定や温湿度補正はタッチパネルで行えるので専用の設定ツールが必要ありません。
制御内容
冷水弁、温水弁、冷温水弁の比例制御
・室内温度または、給気温度による冷温水弁の比例制御
・カスケード制御による冷温水弁の比例制御
加湿弁のON/OFF制御又は比例制御
室内湿度や露点温度により加湿弁制御(比例orON/OFF)
モータダンパのON/OFF制御
ウォーミングアップ設定時間後にダンパを開にし、空調機停止時にはダンパを閉にします。
空調機停止時のインターロック制御
空調機の停止信号により、冷温水弁、加湿弁、モーターダンパを全閉にします。
冷暖切替
外部入力または通信により冷房・暖房を切換えます。同時に温度設定も切換えます。
フィルター目詰まり監視
フィルター差圧警報検出から設定時間後に警報ランプを点滅させます。
コイルの凍結防止制御
外部接点入力信号又は、通信による凍結防止指令により冷温水弁の最低開度を変更します。
給気静圧制御
給気静圧によるインバーターの比例制御
概要
5.7型のタッチパネルによりVAVコントローラと Modbus-RTUで通信を行い詳細設定や運転情報を一覧表示で確認する事が出来ます。
また空調機の詳細設定、VAVの連動設定(グループ変更)を行う事が出来ます。空調機コントローラと接続して使用します。
空調機コントローラに通信モジュールを接続する事で中央監視装置と通信を行いスケジュール発停、状態、設定変更、温度計測等を行う事が出来ます。
制御内容
給気温度最適化制御
各VAVコントローラと通信を行い、室内温度制御情報を 収集し各室内温度を満足させる様に給気温度を自動で可変させる。
ファン回転数制御
VAV要求風量が適正になる様にインバーターの回転数制御を行う。
連動運転制御
各VAVコントローラと通信を行い、VAVや空調機の連動を行う。
空調機制御
給気温度制御・還気湿度制御・外気冷房制御・全熱交換器間欠運転
ウォーミングアップ制御・空調機インターロック制御・CO2制御
概要
汎用PLCをベースとした熱源機器の台数制御コントローラです。
熱源制御の最適化をはかり、省エネルギー化に付与します。
また、Modbus-RTUにより中央監視装置と通信が可能です。
5.7型のタッチパネルで詳細設定、運転状態のモニターが可能です。
熱量台数制御方式
往・還温度、冷温水流量より演算された熱量を
負荷とし、台数制御を行います。
流量台数制御方式
冷温水流量を負荷とし、台数制御を行います。
ベース機ローテーション方式
熱源群発停毎、増減段毎にベース機を変更します。
再起動運転防止制御
熱源機器保護のため、機器停止時から
一定時間機器の運転を行いません。
短時間運転防止制御
熱源機器保護のため、機器運転開始から一定時間機器の停止を行いません。
故障時制御動作
故障、状態不一致等の異常を検出した場合、 台数制御から除外し、起動指令を出力しません。
機器が正常復帰した場合でも、リセットされるまで除外動作は保持されます。
概要
水を熱源とする空調設備においては、それらの機器が効率よく運転するための適切な水量「設計基準水量」が存在します。その「設計基準水量」を上回る冷温水を流してしまうと、熱源機器・ポンプの運転台数の増加により水搬送エネルギーを過剰に消費していることになります。 そこで、適切な流量での運用を行うために還水温度を元に冷温水バルブの開度を制御します。過流を防止することにより、熱源機器・ポンプの運転台数を減らすことができ省エネルギー化につながります。
制御内容
室内に設置された温度センサーから計測した温度と、冷温水コイル出口に設置された配管表面温度センサーから計測した温度を用い、冷温水を適切な流量・温度にて送水できるよう、複合的に冷温水バルブの開度を算出します。空調機器の停止により、冷温水バルブを全閉とします。
概要
近年の電力会社の供給発電量の低下により、エネルギー政策の見直しが行われ、電気料金の値上げなどが実施され、消費者に対し、より一層の省エネルギー化が求められています。
省エネルギー化を実現するためには、現状のエネルギー使用量の把握(記録)が必須条件となります。
エネルギー仕様状況の記録データをもとに、非効率的にエネルギーを使用している場所を把握することができ、
省エネルギー化を検討するうえでの判断材料に役立てることができます。
エネルギー管理システムは弊社中央監視システムにオプション機能として追加することによって、使用することができます。